10月に帝国劇場で幕を開ける『ツキコの月 そして、タンゴ』の製作発表が、本日都内で行われた。会場には森光子、東山紀之、石田純一、野村昭子、山本學、中田喜子、雛形あきこ、馬渕英里何の出演者8名と、原作者の伊集院静、演出の栗山民也が顔を揃えた。伊集院が執筆中の原作「ツキコの月」(角川書店「野性時代」連載中)が、来月単行本として出版されるほか、竹内まりや作詞・山下達郎作曲、森光子の歌による主題歌「月夜のタンゴ」がCDでリリースされることでも注目の作品だ。竹内・山下も音声のコメントを寄せ、森にエールを送った。

 舞台は、大正期の神戸。アルゼンチンへ移民として渡った両親を相次いで亡くしたツキコは、「カフェ・ハポネス」で女給として働きながら、弟の眞一郎と肩を寄せ合い、懸命に生きる毎日。近所の洋館劇場「聚楽館」の観客や劇団員で賑わった後の誰もいない店内で、劇団の演出家・河合次郎のガリ版刷台本を手にしたツキコは、女優という夢に向かっていくことになるのだが……。
 
【スタッフ】 原作=伊集院静 脚本=堀越真 演出=栗山民也
【キャスト】 森光子/東山紀之/石田純一/野村昭子/山本學/中田喜子/雛形あきこ/馬渕英里何
 
【東京公演】
2005.10/5(水)~30(日) 帝国劇場
【名古屋公演】
2005.11/5(土)~30(水) 中日劇場
 
上段左から馬渕英里何、中田喜子、雛形あきこ、栗山民也、下段左から山本學、森光子、伊集院静、石田純一、野村昭子
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